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出会い、楽しい生活、別れ、せつない想いそして再会-その17-

僕は長い間皆とボール遊びをしました。
すでに陽は沈みかけて心地よい風が吹いています。

「フク、おいで、ジャーキーをお食べ」
ぼくちゃんは僕の頭を優しく何故ながらジャーキーをくれました。
『ありがとう、とても美味しいです』
ママとパパは笑いながら僕を見つめています。

ふとその時、心地よい風に乗って、覚えのある匂いが漂ってきました。
『うん!この匂いは!!』
『確かこの匂いはお父さん、お母さん、お姉ちゃんの匂い』
僕は振り向き、遠くを眺め、懸命に鼻を動かし、匂いを嗅ぎました。
『はっぱり、お父さん、お母さん、お姉ちゃんの匂いだぁ』
その時遥か彼方から、
「エルフ~」
と呼ぶ声が聞こえてきました。
続けて、
「エルフ~」
「エルフ~」
と僕を呼ぶ声が聞こえてきました。

『やっぱり、お父さん、お母さん、お姉ちゃんだ!』
僕は喜びのあまり、立ち上がり鳴きました。
『ワン、ワン、ワン』
『お父さん、お母さん、お姉ちゃん、僕はここにいますよ』

お姉ちゃんが走ってくるのが見えました。
「エルフ、エルフ」
『お姉ちゃん、迎えに来てくれたのですねぇ』
僕は、お姉ちゃんを目がけて走り出しました。
「フク、どこへいくの?帰っておいで」
ぼくちゃんの呼ぶ声が聞こえました。
『ぼくちゃん、ごめんなさい、僕はお姉ちゃんのところへ行きます』
僕は、振り返って僕を呼んでいるぼくちゃんを見てから、また、走り出しました。
「エルフ」
僕は、お姉ちゃんの胸の中に飛び込みました。
『お姉ちゃん、会いたかったです』
お姉ちゃんは、僕を力一杯抱きしめて、泣きながら、
「もうエルフを放さないから、絶対に話さないから」
お姉ちゃんの大粒の涙で僕の顔が濡れました。
『お姉ちゃん、お姉ちゃん』
僕はお姉ちゃんの顔を激しく舐めまわしました。

「エルフ!ごめんね」
「エルフ、私たちを許してね」
お父さんとお母さんが泣きながら僕のそばに来ました。
『お父さん!僕は長い長い間待っていましたよ』
『お母さんのことも決して忘れませんでしたよ』
僕は激しく尻尾を振りながら叫びました。
「もうお前を手放すことはしないから」
お父さんとお母さんは代わる代わる僕をきつくきつく抱きしめてくれました。

その時遙か後ろから、
「フク、僕を一人にしないで」
「フク、帰っておいで」
ぼくちゃんの叫ぶ声か゜聞こえてきました。
僕は振り向き、
『お父さん、お母さん、お姉ちゃん少し待っていてください』
そう言って僕は、ぼくちゃんのところへ戻りました。

theme : 犬との生活
genre : ペット

tag : 犬との生活 再会

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