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出会い、楽しい生活、別れ、せつない想いそして再会-その14-

「貸せと言ったら貸せよ!こら」
と言いながらそのとき1人がぼくちゃんを突き飛ばしました。
そしてその内の一人が
「俺らにその犬を貸せ!」
と言いながら僕のつながれたリードを取り上げようとしました。
僕はぼくちゃんに乱暴する者は許さないと、初めて怒りました。
『ガルルー』
『ガオー』
『ぼくちゃんに何をする!』
僕は思いっきり牙を剥き相手を噛むぞと威嚇しました。
「おい!一樹!止めさせろ!分かったから、分かったから」
「ごめん!一樹!」
「もうしないから、ごめん」
三人はリードをつかむのを止めて、ぼくちゃんに謝りました。

「フクありがとう!もういいよ」
ぼくちゃんはそう言いながら僕の頭をなぜてくれました。
「一樹!ごめんな、もうしないから」
そう言いながら三人は走って去っていきました。

「フクありがとう、あいつらはいつも僕をいじめていたんだ」
「僕はいつも泣かされて泣いてばかりいたげど、今はフクがいるから
怖くなかったよ」
「フクありがとう」
ぼちゃんは、僕をきつくきつく抱きしめてくれました。
『ぼくちゃんがお礼を言うのはおかしいです』
『ご主人を守るのが僕の仕事です』
『ぼくちゃん、苦しいです』
僕はそう言いながらぼくちゃんの顔をペロペロと舐めました。

そのとき後の方から、
「カズちゃん大丈夫?」
「一樹良く感張ったなぁ!」
と声をかけながらパパとママが小走りに走ってきました

「パパ、ママ、僕ねぇ!フクのおかげで負けなかったよ」
「フクが僕を守ってくれたよ」

「パパもママも一樹が心配だから後の方から見ていたんだよ」
「もうこれからフクと二人きりで散歩に行っても大丈夫だ!ねえママ!」
「そう、カズちゃん一人でも大丈夫なことが分かりましたよ」
そう言いながらママは僕ちゃんの頭を優しくなぜました。

「フク!一樹を守ってくれてありがとう」
「フク本当にありがとうねぇ」
パパとママは僕の頭を優しくなぜてくれました。
『パパ、ママ、僕は僕の大好きなぼくちゃんを守っただけです』
『当たり前のことをしただけです』
僕はパパとママにそう言いながらしっぽを激しく振り振りしました。

「もう遅いから家に帰ってご飯しましょう」
「フクにもごちそうを上げるからねぇ」
「そうするか」
「ウン、フク帰ろう」

ママがぼくちゃんに聞こえないようにパパの耳元で囁きました。
「どうしてもフクを返さないといけないのですか?」
「こんなにカズちゃんになついているフクを!」
「ママ、我慢して、私も辛い」
「・・・・・・」

続く

theme : わんことの生活
genre : ペット

tag : ワンコ 犬との生活 切ない思い

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