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別れそして出会い-8.まぼろし-

絶えず一緒の生活をして、傍にいつもいた時はさほど気にならず。
「今日もそばにいるなぁ」
と感じていましたが、そのエリーがいなくなると生活場所に大きな穴があき、寒々としてきます。

何時でも直ぐ触れるエリーがいない。
家の中を駆け回っていたエリーがいない。
外出の際に送り出してくれるエリーがいない。
帰宅すると激しく尻尾を振りながら迎えてくれるエリーがいない。
今まで元気でいた肉親がいなくなった時と全く同じ環境となります。

「お父さん!寂しいですねぇ」
家内が何時もつぶやきます。
「家の中が寒々としてやり切れない」
私もそう受け答えをします。

エリーが旅立って3日目の朝です。
今日は朝から激しく雨が降っています。
エリーを泣きながら弔った朝と全く同じです。

縁側からエリーを弔った場所を朝から私は眺め続けています。
雨はエリーを弔った場所にも激しく振り続けてます。
エリー!」
私は虚しく呼びかけました。
ただ聞こえてくるのは雨の音だけです。
自然と眼から温かいものが溢れてきました。
手でそれを拭い、霞のかかったような状態で見つけました。

その時です。
エリーを弔った横にある南天の根元にエリーが座っているではありません。
私は何度も何度も目をこすりながらそれを見ました。
確かにエリーです。
エリーが雨に濡れながら座っています。
そして私を見続けています。
時折尻尾を降っています。
「エリー!」
私は大声で呼びながら裸足で駆け寄りました。
そして、
「エリー濡れるから家にお入り」
と言いながらエリーを抱きしめました。
しかし、手は空を切りエリーは私の手の中から忽然と消えてしまいました。
「エリー!エリー!」
と呼びながら付近を見渡しましたがエリーの姿は何処にもありません。
私は激しい雨に濡れながら呆然と立ち続けました。

続く

theme : わんことの生活
genre : ペット

tag : 犬との生活 別れ エリー まぼろし

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